サービス・料金


屋根


屋根はふだん気にして見ることがなく、どの様に劣化しているのか分かりづらい場所です。しかし、屋根の置かれている環境は紫外線や熱、雨風を直接受けるため、住まい中でももっとも過酷な状況にあり家中でもっとも傷みやすい部分です。外壁と同じで、屋根が古くなり劣化が進むと水が家の中に入り込んでしまい、大事な家の骨組みがカビや腐食により駄目になってしまう恐れがあります。落ち葉やゴミがたまり、水はけが悪くなり雨漏りが起こることもあります。傷みが進んでしまうと補修が難しい部分です。定期点検は5年に一度を目安に行い、交換の目安は10~30年となっています。屋根を早めにメンテナンスして家を長持ちさせましょう。

 

屋根の役割



屋根には様々な役割があります。
デザイン性はもちろんですが、わたしたちの生活環境や住居を守るため、とても大切な役割を果たしています。

 

【雨水から保護する】

日本は雨が多いので、雨による対策はとても重要です。 屋根から雨漏りをしてしまうと建物内の湿度が高まり、生活が不快になるうえ、いたるところが腐食してしまう可能性があります。建物の中心となる柱、内外壁、外壁などが腐食してしまうと、耐久性が落ちてしまい建物の寿命が縮まり安全に住み続けることが出来なくなる場合もあります。

 

【日光から保護する】

日光を直接受ける為、断熱性が必要不可欠となります。 断熱性が備わっていることで、暑い日や寒い日でも快適な室温を保ち、屋根の裏の結露を防ぎ、耐久性も上がります。

 

【自然災害から保護する】

台風の多い日本では台風による被害が多く発生しています。 強風によってズレや剝れ、落下を防ぐ為1枚1枚固定されています。

 

【衝撃から保護する】

屋根には衝撃に耐える性能があります。落下物(ヒョウ等)から建物を守り、軽度の衝撃には耐えられるように作られています。 しかし、その耐衝撃性が落ちてきてしまうと屋根がずれたり剝れたり落下してしまうなどの危険があります。

 

 

屋根のメンテナンス時期



【瓦屋根】

瓦屋根葺き替え目安時期:25~30年程度

瓦自体は100年以上もつと言われていますが、下地や桟木、防水シートが痛んでしまうため新築でも30年程度でメンテナンスが必要になります。

 

【スレート屋根】

スレート屋根 メンテナンス目安時期:約10~15年程度
葺き替え、重ね葺き:20~25年程度

屋根材と同じように下地が痛むので雨漏り等の被害が出てしまうと葺き替え工事になってしまう場合があります。 10年を目安に塗装を行うと長持ちします。

 

【板金屋根】

板金屋根メンテナンス目安時期:15~20年程度

屋根材がさび、色落ち、色あせ、浮き、継手の緩みが出てきたら交換の合図です。 この症状がでると、下地も傷みがが出始めているので多くが葺き替え工事になります。 8~10年を目安に塗装を行うと長持ちします。

 

【銅版屋根】

メンテナンス目安時期:30年程度

穴などが開いていない限りメンテナンスは必要ないといわれていますが、瓦と同様に屋根材は非常に強いですが下地が痛んでしまいますので下地の補修工事を行うことが多いです。

 

※上記はあくまで目安となっているので工事を行うべきかどうかは屋根に上り、さまざまな点検をする必要があります。

 

 

屋根工事の種類



屋根を取り替える「葺き替え」

「葺き替え」とは、既存の屋根材や下地などを新しい物に交換するリフォームのことを言います。 既に葺かれている屋根材をすべて撤去して、防水加工や屋根の下地、野地板も新しいものに取り替えます。どのような屋根材でも対応ができ、換気扇や天窓を追加することも可能です。 建物の耐久性も大幅に向上します。

 

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「葺き替え」ポイントは屋根材の選び方

屋根材の種類 、屋根材には瓦、スレート、金属屋根、ガリバリウム鋼板、アスファルトシングルなどがあります。弊社職人おすすめは、ガリバリウム鋼板です。理由を聞くと納得!スレートなどはかけたり、割れたり。ヒョウで割れるケースもあるが、鋼板は強いのでまず安心、とのことです。メーカー保証が20年付けられます。

 

 

屋根の上に屋根を重ねる「重ね葺き(カバー工法)」

 

「重ね葺き(カバー工法)」は、今ある屋根はそのままにして、新しい屋根を重ねて張る工法で、屋根材にサビやヒビが目立ったり下地材は傷んでいないが、屋根材表面の劣化が激しく、塗装で対応できない場合にできるだけ予算を抑える工法として「カバー工法」があります。 ふき替えと比べると工期も短く、既存屋根に新しい屋根を重ねていく「カバー工法」は 廃材処分費も節約でき、費用を抑えることができます。 屋根が2重になるので、遮音性や断熱性もアップし、外観も一変します。 ただし、屋根が二重になるので全体の重量は増加するため、「重ね葺き」に適した軽量の屋根材を選ぶことや、施工の前に建物の強度や耐震性を十分チェックする必要があります。瓦屋根の場合には施工できません。既存屋根の汚れを洗浄した後、既存屋根の上を防水ルーフィングで全体を覆い、新しい屋根材を葺いていきます。

 

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Afterroof04

 

 

料金詳細



屋根を取り替える「葺き替え」

価格 ¥16,000~/1㎡

 

屋根の上に屋根を重ねる「重ね葺き(カバー工法)」

価格 ¥12,000~/1㎡